変形性膝関節症、最新の治療法は?
ここでは、変形性膝関節症の最新の治療法についてお話しします
変形性膝関節症の治療方法も日進月歩です。 現時点で最新と言われる治療方法について調べてみました。 今までは、膝の痛みをとる治療法が主だったように思われます。 ・冷やす、温めるなどの、寒冷療法や温熱療法 ・湿布薬や内服薬を使用する、薬物療法 最終的に、効果が現れなかった場合は TKAなどの人工膝関節に置き換える手術などに踏み切るという選択でした。 最近は、変形性膝関節症と診断されると リハビリなどの運動療法を積極的に取り入れることが多くなりました。 膝が痛いのに、運動療法?なぜでしょうか。 もちろん、膝の痛みが激しい場合は炎症を抑えることも大事なので 冷やし、安静に保つことも必要です。 けれども、骨・関節・軟骨・筋肉・筋などの 沢山の部品でできている「膝」の、痛い部分は安静。 痛めていない部分は、普段通り動いていることが大切なのです。 例えて言うなら、プロスポーツ選手が膝の故障で手術を行います。 包帯ぐるぐる巻きで、車椅子に乗り 術後の痛々しい姿を目にしたことありますよね。 けれども、数日後には上半身のトレーニングを行っているといった ニュースを見ることも珍しくありません。 変形性膝関節症の場合も同じことが言えます。 膝関節症でも、膝周辺の筋肉の動きや力を維持する リハビリが必要不可欠です。 大きな目でみれば、膝が痛む原因として体全体のバランスも 見直さなければなりません。 そのためにも、積極的に運動療法を取り入れることが 変形性膝関節症の症状改善の近道になるのではないでしょうか。 運動については、別の項目で述べたいと思います。