膝の痛みの原因と予防|変形性膝関節症
膝の痛みの原因と予防|変形性膝関節症
膝の痛みには大きくわけて2種類あります。 ・慢性的な痛み、変形性膝関節症など ・突発的な痛み、運動や事故など 「慢性的な痛み」の原因は 変形性膝関節症などに代表される、膝の病気の場合がほとんどです。 いつもなんとなく膝に痛みやむくみなどの違和感があったり 立つときや、階段を下りるときなどの、特定の動きの際に痛むことがあります。 「突発的な痛み」の原因は 運動や事故以外にも、正座から立ち上がった拍子や体勢を崩して踏ん張ったとき。 とあるバレーボールの選手は、アタックから着地した際に他の選手の足先を 踏んでしまったときに、膝を痛めたそうです。 足先の高さはほんの数センチ、それなのに思いがけない段差というのは 想像以上の負担を膝にかけてしまいますので注意が必要です。 どちらの痛みに対しても予防できる方法は膝周辺の筋力を維持することです。 変形性膝関節症などの症状が出た場合でも、 筋肉の力で、膝の負担を軽減し痛みから膝を守ります。 膝の痛みが強いときは、無理をせずマッサージやストレッチで 膝や膝周辺の筋肉をいたわることも忘れずに。 まずは、膝の痛みをケアし、痛まない程度に運動をして筋力を落とさないこと。 これが膝痛の予防につながります。 予防として忘れてはならないのが、体全体のバランスを整えることです。 日頃の姿勢や、歩くとき、物を持つときのクセを一度見直しましょう。 椅子に座っる際、いつも同じ足を上にして組んでいませんか? ショルダーバッグは、両肩交互にかけていますか? 些細なことですが、長年の積み重ねが思った以上に膝に負担をかけています。 気がついたときが予防の第一歩につながります。